ACL 【前十字靭帯断裂】元社会人野球選手のリハビリ生活編
前十字靭帯再建術後のリハビリ生活を振り返ります。
怪我してしまったものは仕方がない!悔やんで良くなるのならばいくらでも悔やみますが、怪我は良くなりません!
ならば
今できることに目を向けて
必ず怪我をする前の自分よりも
パワーアップして復帰してやろうじゃないか!
そんな意気込みでいきましょう!!
これからリハビリ生活を送る方の参考になれば!
まずは結論から!
私は野球というスポーツの実戦の復帰まで7ヶ月かかりました。
(代打で出場)
動けるようになるのはもう少し早いです。
以下リハビリ生活の記録です。
【術後1日〜3日】
術後1日は車椅子での生活...
これは1日だけですから大したことはありません!
2日目から松葉杖、2日目からはもうリハビリがはじまりますよ!足上げのリハビリ開始です。仰向けに寝た状態から足を10cmほど上げて数秒キープ!
それだけ?と思うかもしれませんが、これがまたきついんです。まだまだ痛みや腫れも残っている状態ですからね...
3日目にようやくシャワーを浴びれます。内側広筋に電気で筋肉刺激をいれるリハビリがはじまります。(セッティングという)足を伸ばして座り、電気が流れている時に膝の裏を地面に押し付ける要領で大腿四頭筋の膝付近を意識しながら力を入れる。
他にも座った状態で足を伸ばし、膝の裏を両手で持ちながら引きつけるようにして曲げ、徐々に可動域を出していくリハビリメニューもはじまります。
この時期のリハビリは非常に地味ですが、後々振り返ると非常に重要だなと先で実感します。特にスポーツに復帰しようとする人は...軽くとらえずに我慢強く取り組みましょう!
【術後4日〜1週間】
これは術後直後から大切ですが
まだまだアイシングをすることが大切
内視鏡と言っても体を切っていることには変わりなく傷口が熱を持っています。個人差ありですが、まだまだ腫れていて当たり前の時期です。
私は血が溜まりやすかったらしく術後1週間くらいはかなり腫れていて中々引かなくて不安になりましたが、血を抜いたりしていくうちに少しずつ引いていって改善されていきました!ですので、不安な方もご心配なく!
5~7日立つとCPMという機械(足をその機械に乗せて自動で膝の曲げ伸ばしをする)を使ったリハビリを開始します。
【術後1週間〜2週間】
そこからは進捗具合によって電気を重点的に当てる箇所にも個人差が出てきます。
私の場合、リハビリをしていると特に外側の筋肉が張ってしまう傾向にあり、ハムストリングスやや外側のあたりにもかなりの時間電気を当てた記憶があります。
この時期から大腿四頭筋やハムストリングにチューブを使い刺激を入れるトレーニングも始まります。患部ではありませんが、お尻のトレーニングも多めに入ってきます。これがなかなかしんどい...
なぜお尻を?それはお尻を使う癖をつけて、歩き出した時に膝周りではなく、なるべくお尻で自分の体重を支える癖を作るためのようです。
ここでのリハビリを怠ると歩き出した時に膝への負担が大きくなり、痛みが出てリハビリの進行が遅れます。
必ず意味があるので地道に頑張りましょう!
【2週間〜3週間】
リハビリメニューの内容は大きく変わりませんが負荷を強めたり、セット数をどんどん増やしていきます。
松葉杖を使い、階段の登り降りの練習が完了したらいよいよ退院です。
私の退院時はまだ松葉杖をついている状態でした。
【その後】
退院しても少なくとも最初の1〜2ヶ月くらいは週に1度くらいはリハビリに通うことをおすすめします。この時期にしっかりとリハビリをして膝の可動域を出していくことがこの先の膝の状態に大きく影響を与えます!
(悪い人だと、半年近く経っても膝がしっかりと曲がらないなんてこともあるようです。)
まだまだ油断は禁物です!
私は当時所属していたチームの指示で週に3〜4日はリハビリに通っていました。
入院中していたリハビリを継続しつつ少しずつやれることも増えてきますので、治っていくことが実感しやす時期ではないでしょうか?!
【3ヶ月〜6ヶ月】
術後3ヶ月 軽いジョギング、バイクトレーニングがはじまります。(上半身のトレーニングはがっつりします)
術後4~5ヶ月 ランニングやジャンプ系、ダッシュなど(少しずつです)
この頃からキャッチボールやスイングをはじめました!(最初は装具を装着した状態で、慣れてきたら装具も外します)
その後もトレーニングを重ね
実戦復帰までは7か月(代打)かかりました!
体が動くようになり、実戦感覚を取り戻す作業含めての期間になります。
移植後靭帯が馴染むまでには時間が必要である。こればかりはどうしようもできない。少なくとも6ヶ月はと医師に言われました!
ですからどんなにリハビリを頑張り筋力をつけ、動けるようになっても移植した腱が靭帯として馴染まない為
絶対に無理することなく医師の言う事を聞きましょう。動けても靭帯自体はまだ不安定な状態なのです。
再断裂でもした時には
せっかく積み重ねてきたリハビリの期間を
無駄にしてしまうことにもなります。
我慢しなくてはなりません。
動けるし、できる気がするので
やりたくなってしまいますがね(・・;)
以上、ザッとですが体験記でした!
1日1日変わっていく膝の状態、気持ちの処理の仕方、心の葛藤、まだまだ細かい事を話せばたくさんあります。
有名アスリートの中でも、1番勝つことが難しい相手は自分である!と話す人がとても多いですよね?
リハビリはまさに自分との戦いそのものです。
その分乗り越えた先には
成長した新しい自分との出会いが
待っていますよ(^^)
最後に1番大切なこと。
自分が弱っていた時に
助けてくれた人
気にかけてくれた人
お見舞いにきてくれた人
きっとたくさんいたと思うんです
そういった方たちはこの先も絶対に大切にしていかなくてはならない人だと私は強く思います!
与えた恩は水に流し
受けた恩は石に刻め。
【コロナウイルスに対して一計!】野球の指導現場にできること!
リハビリの話の前に少しだけ横道にそれたい!
昨今世間を騒がせているコロナウイルス、それに伴う、各番組、ニュース、SNSなどの様々な投稿。について
この数週間だけでも日本でも様々な動きが出た。オリンピックの延期、デマ情報に踊らされ、我先にと大量に買い占めをしてしまう人々。SNSの様々な人の意見。政府への罵り。ネットニュースなどの恐怖感を煽る派手なタイトル。私は正直うんざりだ。一番は何もできない自分自身に対する憤りなのかもしれない。。。
私には国を動かすことはできない、ウイルスを研究する研究者でもない。
では何ができる。今回の一連の騒動を目の当たりにして野球の指導の現場からできることについて真剣に考えてみた。
そして、自分なりの答えが出た!
いま起きてしまったことはもう仕方ない
(野球も同じ!その後が大切)
だから今私にできることは未来を担う存在である野球少年少女たちが大人になった時に他者を想い、情報を見極め、正しい判断、立ち回りができる人材になってもらうことである!野球を通じてそういう人材を育てることである。
そんなことから
野球を通じて子供たちにこんな力を養ってもらいたいと思う!
物事を様々な視点から見る能力を養うこと!
その為には色々な立場の人の気持ちを想像する必要がある。そして自分で考えて理解しようと努力して、自分なりの答えを出して行動に移す。物事を視観察する力をつける。
これはまさしく
野球で養える力だ!
野球は目まぐるしく状況が変化していき、一瞬一瞬その都度ベストな判断をし、行動に移さなくてはならない、その連続のスポーツだ。
更に、正解がない為、良い結果を出すためにより確率の高い手段を選択をする必要があるのだ。その力はまさに今、必要な力ではないであろうか?
だから指導する側の人間は、言われたことに対して「はい!」と答えてそのことを従順に遂行するような人間形成だけはしてはいけないはず!
高圧的に指示通りに選手を駒のように動かすだけのチーム作りなどはもってのほかと言えるはずだ。
ヒントを与え、そこから正解を自分で導き出せる。そして自分のスタイルを確立できる。そんな人材を育成すべきではないだろうか。その思考のサイクルが身に染み付いていれば、ステージを変え社会に出た時に、問題に対してより良い判断を選択し行動することができるはずだ!そういう人材が集まればよ問題解決の確率が上がるはずだ!
判断基準となる"質の良いものさし"を作る力を野球を通じて学んでもらおうじゃないか!
そして、もう一つ
政治、経済に興味を持とう!
大人になったら選挙へ行こう!
その重要性を伝えたい!
国や都道府県の判断に対して様々な声が上がっている。私も正直、首を傾げたくなるような内容もたくさんあった。
もちろん、私には到底理解の及ばない様々な事情があるのだろう!
しかし、私はあえて国や都道府県の決定に必要なまでに文句を唱える人たちに言いたい!
「その人たちは私たちが選んだ人だ!」
若者の選挙投票率が著しく低いらしい。
理論抜きにして教え子達にはやるべきことはやって、その上で異議を唱える。そんな人間であって欲しい!何事もやってみる!試してみる!そこからわかることが多い!選挙や政治の世界だってきっとそうだ!頭ごなしに考えてみても中々わからないことがこの世の中には往々にして存在する。そんなんことも野球を通じて伝えていきたい。失敗してもいいからチャレンジしてみろ!と。
そもそも物事を様々な視点から見る能力が養われていれば何も直接的に選挙へ行け!政治、経済に興味を持て!などと訴えなくても自然と興味を持ち行動してくれることではあるだろうが。
政治、経済に興味を持てばおのずと歴史を振り返ることにアンテナが向くだろう。歴史は先代が築いてきたもの。どのように栄えていき、栄えたものがどのように衰退していくのか。世の中の理がそこから学べる気がする。
一連の事件を通じていまこそ我が国の体質についてもう一度考え直すべきではないか!野球ばかりしてきた私にもわかる現状だ!
まずは興味を持つことから。物事を様々な角度から見ることができるようになろう!
未来を担う人材育成ができる立場にある方々!
起きてしまったことは仕方ない!しかしその失敗を活かして次には良い結果を出すことが大切!そんなことを教えてくれるのがスポーツではありませんか!手を取り合って、この国の未来の為に、素敵な人材を後世に輩出できるよう、まずは我々が日々精進して参りましょう!!
最後に
私が考える野球の指導者が
選手にかける理想の言葉を紹介したい
それは、、、
良きにはからえ~☆
【前十字靭帯再建術】必ず治る!元社会人野球選手の体験記
スポーツを志す人にとって怪我はつきものではありますが、
私も現役生活中、野球をする中でたくさんの怪我と付き合いながら選手生活を送って
中でも題名にあげた
前十字靭帯の断裂は辛かった...
これまでにしてきた中で1番大きな怪我ですね。
ですが、
今日はその時のことを振り返って
いま、前十字靭帯を損傷or断裂して
これから手術、
とにかく伝えたいことは
必ず競技に復帰できるようになります!
もちろん、本気で向き合い、一生懸命リハビリを行えば!
私の場合実戦復帰まで6ヶ月半かかりました。
手術、リハビリを経験してわかったことを書きます!
【手術前】
腫れが引くまで手術ができません!
怪我をしてしまったら
刺激をあたえず、とにかく冷やして
靭帯は自然治癒力を持っていません。
断裂してしまったら移植をしなくてはならない。
私の場合、太もも裏の内側にある
半腱様筋腱という腱を移植しました
(半腱様筋腱の採取に復帰後、より膝を深く曲げる力が若干低下する
【手術編】
朝9時〜の全身麻酔による手術でした。
手術台に乗ってから1
男性の大切なところには管が、、、(ーー;)
聞くところによると手術が終わったのは
おそらく12時頃で目を覚
14時頃でしたでしょうか。
そこから翌日の朝6時まで安静。
枕禁止、
腰が痛かった。。
今は安静時間を2.3時間しか取らない
病院もあるそうですね!
朝までの安静の間の話ですが
麻酔がきれてきた夜中、
痛がりの私にはとても辛かったです。
医師に聞いたところ
整形外科の手術ひとつにしても
女性の方がやは
痛み止めは3時間に一度しか投与できず
座薬をいれれば良かったと
いまとなっては後悔。。
その時は座薬を入れるのが
なんだか嫌で断りました(^_^;)
術後のその日は熱が出ますし
強烈な痛みに襲われます...
これから手術の人、”頑張れ!!”
今は不安かもしれないけど
必ず良くなりますよ(^ ^)
次回はリハビリの経験談についてお話したいと思います。
【プロ野球選手多数輩出!】社会人野球ってどんな世界?!
ところで皆さん
社会人野球ってご存知ですか?
毎年多くのプロ野球選手を輩出しており、現在プロ野球で活躍する有名選手にも社会人野球出身の選手が数多くいます!
メディアにあまり取り上げられない関係もありひょっとすると認知度は低いかもしれませんね!
実は社会人野球はプロ野球よりも長い歴史を持つんですよ?!知っていましたか?
とにかく、社会人野球は熱いです!
文字通り社会人が自分の勤める企業の名を背負って戦います!
もちろん趣味ではなく、仕事として!
多くは企業から野球をしてくださいと言われて採用される形になります。野球部!という部署に配属された!なんてイメージでしょうか?
社会人野球の世界から毎年何人もの選手がプロ野球の世界に入っていくような現状ですから、非常にハイレベルな戦いが繰り広げられています!
おかげで筆者もプロ野球選手の知り合いが多くなりました(^_^;)
なんと言っても醍醐味は高校野球と同じ
1発勝負である!というところにあるのではないでしょうか!
いわゆるサラリーマン達が本気になって
1点を1つのアウトを1球を
必死に泥だらけになって掴み取りに行きます!
(全力疾走も半端ではありません)
大の大人が見せる魂のこもったヘッドスライディング!
魅力的で心が震えます(^ ^)
年間に
都市対抗野球大会(東京ドーム)
日本選手権大会(京セラドーム)
という2つの全国大会が行われます。
都市対抗野球大会→高校野球でいうところの夏の甲子園
日本選手権大会→高校野球でいうところの春の甲子園
というイメージであると説明すればわかりやすいでしょうか?
個人的には各大会の地区予選を観てもらいたいなと思います!
社会人野球の全てが詰まっていると言っても
過言ではないかと!
とにかく機会があれば1度観に行ってください!絶対に損はさせません!
会社の名を背負った男達の
熱い戦いが繰り広げられていますよ(^^)
詳しい試合日程などは日本野球連盟のホームページを見て確認してみましょう!
【必見】プロ野球選手もこう考える!タイミングとは!
前回、打撃で1番大切なことは何?
ということで多くのプロ野球選手や社会人野球選手が1番大切にしていることは
タイミング
であるということを紹介させていただきました。
では打撃において大切なタイミングについて、皆さんはどれだけの理解を深めていますか?大切なことですから深く理解しておくべき項目であると、私は思うんですね~
早速質問ですが、皆さんは打てなかった時どんなことを考えますか?
・体が開いている。
・突っ込んでいる。
・詰まっている。
・バットが下から出ている。
などなど、いくつか例をあげてみました。
野球をしたことがある方なら一度は聞いたことがある言葉ではないでしょうか?
指導をする立場の方はその選手を見て、上記で挙げたような事を選手に伝えたことがある経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
もちろん、それらが間違っているとは言いません。ですが、もっと根本的なところにフォーカスして解決してみてはいかがでしょうか?
いわゆるあまり綺麗なスイングをしていない選手でもヒットを打つことってありませんか?結構いると思うんです(^_^;)
(綺麗の基準は人によって異なりますが)
そのことからわかることは
バットが下から出ようが、上から出ようが、多少突っ込んでいようが、開いていようが、ヒットは打てるということではないでしょうか?
ではなぜ、その選手が打てるかというと...
良いポイントで打っている=タイミングが合っている!
からなんですね!!
(もちろん、開きの早いスイングや上体が突っ込む形になっているスイングをする選手はタイミングが会う確率は低くなります。)
逆に、どんなに綺麗で素晴らしいスイングをしていてもタイミングが合っていなければ打つことができないのがバッティングです。
バッティングは
「いかに良いポイントでボールをとらえるか」
ということが最も重要なことである
ということが言えるのではないでしょうか?
その為に1番重要なことが
「タイミングを合わせる」
ということなのです!!
この認識を持ち、しっかりと頭の中を整理しましょう。
にも関わらず打てなかった時に、まずタイミングにフォーカスせずに、スイングの軌道であったり体の位置のことを気にする指導者、選手が非常に多いなと現役生活中、肌身を持って感じました。
タイミングを合わせていかに「良いポイント」で、ボールをとらえることができるかが勝負の分かれ目になります。
以上のことから
バッティングを反省する順序としては
タイミングが合っていたのか
↓
スイングの軌道や形に目を向ける
というのが正しい順序ではないか?と私は考えます。
タイミングの取り方、合わせ方については
・足をあげる選手
・すり足の選手
・ノーステップの選手
他にも様々だと思いますので、そのタイプによってアプローチの手段は様々ですが、自分のスタイルを教えていただき、その上で自分の悩みをコメントしていただければ良いアドバイスができる自信がありますので、遠慮なくご相談ください!
最後に、筆者が自信を持って言える持論を紹介します。
それは...
バッティングには正解がない!
ということです。
あのイチロー選手でさえ、打てて3割!
4割には届きませんでした。
7割は失敗しているのです。
もし、正解があるとしたら10割近い結果を残す打法が存在するはずですが、今のところ見当たりません。
ここからわかることは
「いかに確率を上げていく為のアプローチをしていくか」
という考え方を持つことがバッテイングにおいて重要なことである。
という風には考えられないでしょうか?
正解がない訳ですから、極めようとすると
信念を持って、何を信じて取り組めるか!
という世界の話になって行きそうですね(^^)
よきはからえ~
ということです。
【バッティングのコツ】打撃で1番大切なことって何?
皆さんもきっと大好きな打撃(バッティング)良くなりたいですよね?
私は現役生活の晩年は特に打撃で結果を求められるタイプで、相当なプレッシャーを感じながら打席を送ってきました。※社会人野球は高校野球と同じ1発勝負の為1打席1打席が物凄く大切...
打席の中で結果が欲しくて足が震えるような経験もたくさんしてきました。それも普段のオープン戦から...
だから特に高校生、大学生!その他緊張しやすい選手!社会人野球選手でも僕に限らずそういう思いをしながら野球をしている人がたくさんいますからそのことについて悲観的にならなくても大丈夫ですよ(^ ^)
大切なのはそれを対処したり、乗り越える力!だと思うんですね〜
では、どうすればそういう場面で自信を持てるの〜?!ってことですね!
それらの現象をメンタルが弱いから!勝負弱いから!といったとてもアバウトな内容で片付けてしまうのでしょうか?それはとても残念ではないですか?
現役生活の中で私が出した結論はこれです!
「自分のやるべきことを明確にしておく」
ということです。
どいうことか、、、
どのスポーツでも同じかと思いますが、自分のコントロールできることに意識を向けることが緊張に対する一番の特攻薬になるんですね!
ポイントは「明確に」という事です。
明確にとは、わかりやすく言えば自分の技術を言葉で説明できるくらいに明確にしてください!その事で自分の技術に対して一気に理解が深まります。
例え緊張しても自分のやるべき事が明確であれば自分のやるべき事に意識を向ける事ができるので気づいたら緊張を忘れている!なんていう事もあります。但し、明確でないとやる事がぼんやりとして意識を向けられず、慌ててしまったり、緊張に押しつぶされてしまいやすくもなります。
つまり、自分のやるべき事を明確にして打席に入る準備をする事。それがいわゆる練習です。「野球は準備のスポーツである」とまで言う方にも出会った事があるくらいです。
準備する事を繰り返し、私はその敵と戦ってきました!
そりゃーやるべき事がわかっていない。どうすればいいのかわかっていないのに、絶対に結果が欲しい場面に投げ出されたら誰だって怖いし、緊張しますし、それどころかパニックですよね(^_^;)
自信を持って打席に立つ方法は自分のやるべき事を決める事、その準備(練習)をする事しかないと言い切っても良いくらいであると私は思っています。
少し厳しい言い方をすると、日頃から何も考えずに、ただ気持ちよくバッティング練習をしているようではダメだという事です!ぜひ戦場(試合)に立った時に使える武器を準備してその舞台に立ってくださいね!
※このご時世、刀を振り回してばかりいては遠くから銃で打たれてしまいます...野球も同じで、人に勝りたければ、よーく自分の技術と向き合って考えてください!
ここまではなぜ大切なものを決める必要があるか!といった内容でしたね!
では打撃において具体的に何が一番大切でしょうか。
パワー?スピード?スイングの軌道?打撃と一口に言ってもたくさんの要素がありますね!もちろんどれも大切な要素なのですが、大前提として最も大切な事。
それは
「タイミング」
であると私は考えています。
これは私の所属した社会人野球チームの同僚、ライバルチームの選手、プロ野球の世界に進んだ選手、今までたくさんの選手と野球の会話をしてきましたが、ほぼ全員と言っていいほど口を揃えて「タイミング」であると答えています。
もちろん私も「タイミング」であると考えます!
では、その1番大切だと言われるタイミングについて皆さんはどれだけ考えた事がありますか?自分のタイミングについて明確に言葉で説明できますか?大切な事ですから深く理解しておくべき事だと思いませんか?
次回はタイミングについて更に詳しく踏み込んだ記事を掲載できたらと思います!
はじめまして!
私は先日、約20年間に及ぶ現役生活を終えて今年から野球を教える立場となりました。
プレイヤーとして社会人野球まで続けた中で私が得た経験・知識・技術、指導にあたる中で日々感じることを気ままに更新して行き、それが1人でも多くの野球選手、特に学生野球に励む生徒・学生、または私と同じ野球の指導にあたる方の参考になれば嬉しく思います!
物事を伝えていく立場として自分の考えや意見を文字起こしすることは頭を整理する時間にもなり、私自身のスキルアップになればな〜と!
改めて記事にもして行きますが、技術や考え方、野球に対してどう向き合うか。他にも様々な観点から記事にしていきたいと考えていますので、私の考えに興味を持っていただいた方はぜひ今後発信していく内容を一読いただき、コメントやご質問を遠慮なくいただけたら幸いです!